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建退協制度についてご存じですか?
建設業界で働く職人の皆さん、「建退協制度」についてご存じでしょうか?
この制度は、建設業に従事する方々の退職金を確実に積み立て、安心して働ける環境を支えるために作られた、非常に重要な仕組みです。今回は、この制度について簡単にご紹介します。
~建退協制度とは?~
建退協(建設業退職金共済制度)は、建設業に従事する職人の退職金を確保するために設けられた国の制度です。建設業界は、現場ごとに雇用先が変わることが多く、長期間にわたる退職金の積立が難しいという課題がありました。その課題を解決するために誕生したのが、この建退協制度です。
✔ポイント
・現場が変わっても積立可能
職人が別の現場や会社に移っても、同じ共済手帳で退職金を積み立てることができます。雇用形態や雇用先に左右されずに退職金を確保できるのが、この制度の最大の特徴です。
・国が運営する安心の仕組み
国が管理している制度のため、透明性と信頼性が確保されています。
・退職金が安定して支給される
積み立てた日数に応じて、退職時に退職金が支給されます。長く働くほど、受け取れる金額が増える仕組みです。
✔建退協が果たす役割
建退協制度は、職人として働く皆さんの将来の安心を支える重要な役割を担っています。
特に建設業界では、現場単位で仕事が変わるため、雇用の継続性が他業界と異なりがちです。しかし、建退協制度を活用すれば、退職金を安定的に積み立てることができるため、将来に対する不安を軽減することができます。
✔建退協制度の仕組み
・共済手帳を交付
建退協に加入すると、「共済手帳」が交付されます。この手帳を使って、退職金の積立が行われます。
・事業主が掛金を納付
事業主が職人のために掛金を納め、手帳に記録します。職人個人の負担はありません。
・日数に応じて退職金が支給
退職時に、積立日数に応じた退職金が支給されます。たとえば、働いた日数が多いほど受け取れる金額も増えます。
~建退協を知らないままでは損をする!~
建退協制度は、職人として働く方々にとって、将来の生活を支える大切な制度です。しかし、制度そのものを知らなかったり、手続きが不十分だったりすると、退職金を受け取れないケースもあります。
『職人の皆さんへ』
ご自身が建退協に加入しているか確認しましょう。
共済手帳を持っていない場合は、会社や事業主に相談してください。
~森田グループでも建退協制度をサポート~
森田グループでは、建退協制度の重要性を深く認識し、社員や協力業者の皆さんに制度を積極的に活用していただけるようサポートしています。働く方々の将来の安心を守ることが、私たちの社会的責任だと考えています。
『最後に』
建設業界で働く職人の皆さんが、安心して仕事に打ち込める環境を作るために、建退協制度は欠かせない存在です。この機会に制度について知識を深め、ご自身の将来をより良いものにしていきましょう。